2026.08.26付け ベニー・ラティモア86歳で死去~サザン・ソウル、ブルーズを歌って5ディケード

ベニー・ラティモア86歳で死去~サザン・ソウル、ブルーズを歌って5ディケード
吉岡正晴 2026.08.26
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ベニー・ラティモア86歳で死去~サザン・ソウル、ブルーズを歌って5ディケード

【Benny Latimore Dies At 86 : Southern Soul Singer, Blues Singer Based In Southern Part Of America】

訃報。

 ベニー・ラティモア Benjamin Benny Latimore 2026年8月22日死去。86歳。死因・場所などはこの情報では明確にはされていない。

ラティモア姓のシンガーは多数いるが、彼は1974年「Let’s Straighten It Out」の大ヒットで知られるブルーズ、ソウル・シンガー。マイアミTKレコーズ傘下グレイズから多くのR&Bヒットを放った。2017年ブルーズ殿堂入り。マイアミのミュージシャン、スティーヴ・アレイモのピアニスト/キーボードとして頭角を現し自身の作品を残した。

A voice that would swallow you up.’ Miami musician Latimore dies at 86 By Howard Cohen Updated August 25, 2026 8:51 AM

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評伝。

ベンジャミン・ウィリアム・ラティモアは1939年9月7日、テネシー州チャールストン生まれ。教会音楽やカントリー、ブルーズなどに影響を受けた。フロリダを中心に活躍していたポップ歌手スティーヴ・アレイモのピアニストとして参加、頭角を出した。

スティーヴ・アレイモはフロリダを中心に音楽活動をしていたが、同地のレコード配給業をしていたヘンリー・ストーンのところに出入りするようになった。一番最初にレコード契約したのは1960年代中期でヘンリー・ストーンのデイド・レーベル。その後、スティーヴが設立しヘンリー・ストーンが配給していたグレイズ・レーベルと契約。

1973年、ラティモアはTボーン・ウォーカーの「ストーミー・マンデイ」をカヴァー、そこそこヒットさせる。その後、グラディス・ナイト&ピップスでヒットした「イフ・アイ・ワー・ユア・ウーマン」などをカヴァーしたり小ヒットをだしていたが、1974年、「レッツ・ストレイトゥン・イット・アウト」がR&Bで1位、ポップでも31位を記録する大ヒットに。以後もコンスタントにヒットを放った。以後、この曲は彼の代表作となる。

Latimore ― Stormy Monday

Latimore - Let's Straighten It Out (Lyric Video)

これはのちに1995年映画『パンサー』でモニカとアッシャーがデュエットしたものでカヴァーされた。

ほかに、O.V.ライト、グウェン・マクレー、ミリー・ジャクソン、エタ・ジェームス、クラレンス・カーターなどもカヴァーしている。

1982年、マラコ・レコーズに移籍。ここで7枚のアルバムをリリース、その後Jタウン・レコーズを経て、再びマラコに戻り、その後もいくつかレーベルを転々とした。

またセッション・ピアニストとしても積極的に活動、イギリスの白人女性ソウル・シンガー、ジョス・ストーンのデビュー作『ザ・ソウル・セッションズ』(2003年)に参加するなどして、2017年には『ブルーズ殿堂』入り。

2007年には再びヘンリー・ストーンと手を組み「ラットストーン・レーベルLatStone」を設立、アルバム『バカッチャ』を出した。

20枚以上のアルバムを残した。

なお、本名はBenjamin William “Benny” Lattimoreとtが二つだが、ステージネーム、レコードなどでの表記は Latimore とtが一文字になっている。

現在日本のウルトラヴァイヴからマラコ・レコーズ作品群が再発、初回発売されており、ラティモアの作品もでている。

OBITUARY>Latimore, Benny (September 7, 1939 – Aug 22, 2026, 86 year old)

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